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いじめ・派閥・ケンカ…ホステス同士の人間関係を円滑にするコツとは?合わない同僚とうまく働くために

ホステスとして働くにあたって、女の職場ということで、同僚ホステスとの人間関係を懸念している人は多いことでしょう。

この記事では、ホステスとして同僚とうまくやるための心構えをご紹介します。

ホステスの人間関係:自分の状態で周りに集まる人は変わる

以前別の記事で触れましたが、お店の中がいじめや派閥だらけかどうかは、あくまでも店によります。

少人数の店でも、合わない人とは合わないでしょうから、どこまでいっても相性でしかないと言えます。

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しかし、実は本人の気の持ちようもかなり大きく影響するところ。

類は友を呼ぶともいいますが、人と戦ったりするくせがあったり、好き嫌いが激しい人は、不思議とそういう職場環境を引き寄せやすくもなります

そういう発想をしがちな人が選ぶ職場には、同じような人が集まりやすいとも言えますので、まずは自分の心持ちを変えることが、そういった職場に当たらない一番の近道といえます。

ホステスの人間関係:お客様が喜ぶことだけを優先に考える

とはいえ、どうしても合う・合わないは起こりうるもの。

「正直、嫌いだなあ…」と思ってしまう人と働くことになると、やはり苦しくなってしまうこともあるでしょう。

そんなときに効果的な考え方は「お客様が喜ぶことが正解」という発想です。

ホステスの接客には、ある意味、正しいも間違いもありません。

自分にとって不快に感じたり、間違いだと感じてしまうこともあるでしょうが、自分の価値観とお客様の満足度が必ずしも一致するわけではないということを頭の隅に置いておきましょう

「結果的にお客様が喜んでいるなら何でも良いか」と思えていれば、嫌悪感も多少はやわらぎやすくなります。

もちろん、お店の方針に沿っていくのは大前提なので、そこから逸脱する行動はNGではあります。

ホステスの人間関係:うまくやれたほうが自分の売上につながると知る

合わないなと思う人と、同じテーブルにつくことを苦痛に感じることもあるでしょう。

完全個人プレーのお店であっても、なんだかんだ言って、ホステス同士のコミュニケーションは発生するもの。

その際にあからさまに嫌悪感がにじみ出ていると、お客様にも伝わり、余計に空気が悪くなってしまいます。

「この店は雰囲気悪いね」と思われてしまうと、リピートにつながらず、売上に影響します。

大人数が働くお店であれば、「あの子とは同じ席につけないで」とも付け回しの担当者に言えるでしょうが、小規模のお店だとそうもいえません。

また、先に書いた通り、お客様が喜ぶことを考えると、自分の担当するお客様のお連れ様などが、自分が嫌いなホステスを気に入る可能性もあるのです。

そのお連れ様が喜んでくだされば、自分の株も上がるでしょうし、場合によっては今後の来店回数が増え、自分の売り上げにつながる可能性もあります。

その逆も然り。

自分が合わないホステスであっても、その人のヘルプで席につき、お客様に気に入られて指名につながるということも起こるでしょう。

そう考えると、どんな席であっても、全員とそつなく楽しく盛り上げられるほうが、結果的には自分のメリットにつながるのです。

ホステスの人間関係:負けて勝つ

どうしても対抗意識を持ってしまう相手と同じテーブルについたときは、あえて「負けて勝つ」という意識を持ってみましょう。

その人に花を持たせるということでもあります。

その人が映えるように席を盛り上げ、お客様に気に入られるように手伝ってあげることです。

それをされて嫌な思いをする人はいません。相手もあなたに嫌な感情を持っていたとしても、印象が変わる可能性もあります。むしろ、恩を感じたとなれば、これからは協力的になることもありえます。

そして、そんな姿を「周りは見ている」のです。

一見後ろに下がっているように見えて、実はお客様や女の子など、周りからは「この子であれば任せられる」と評価が上がります。

ホステスの人間関係:連携プレーで指名につなげる

特に指名制のお店で、指名を増やしたい女性にとっては、実はホステス同士の連携プレーが重要になってきます。

仕事上、頼りになると一目おかれることや、「この子を自分の席につけると、自分を引き立ててくれる」と思われること。またプライベートでも仲が良く、いっしょにいるとテーブルの空気が良くなること。

「どうせ自分のお客様を任せるなら、そういう仲間に任せたい」「協力してもらいたい」

と思われると、仲間のホステスが促してくれ、場内指名につながるということも起こりやすくなります。そこからのちのち、本指名につながっていくといくこももよくあるものです。

ホステスの人間関係は「仕事として割り切る」と楽になる

あくまでもお店は「職場」です。お客様をおもてなしし、喜んで帰っていただくことが仕事なので、それが実現できるようにホステスが協力し合うほうが、効率的です。

嫌いな人とプライベートでまで仲良くする必要はありませんが、せめて「同じ席に着くほんの数十分だけでも、仕事仲間と割り切ってうまくやる」ということができると、仕事がしやすくなります。

また、そこまで歩み寄る努力をしても、相手が攻撃的な場合などは、放っておけば自然に距離ができ、相手が辞めてしまうということもよくあります。

また、そういう人があまりにも周りに多ければ、自分がお店自体を離れたほうが良い可能性もあります。

冒頭で書いた通り、「類は友を呼ぶ」のです。自分の心持ちひとつで、周りに集まる人は自然と変わってくるものと思い、穏やかな心を維持できるよう努めてみてはいかがでしょうか。

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