ホステス・キャバ嬢として経験を重ねるうち、お店で働くことを窮屈に感じてしまうこともあるでしょう。
そんな中、今話題の「パパ活」の情報を得て、「クラブやキャバクラに勤めるより、そちらのほうが効率が良いのではないか」と思ってしまう女性も多いようです。
ホステス・キャバ嬢がおさえておくべき「パパ活」の内容や、ホステス・キャバ嬢として働くメリット・デメリットをご紹介します。
パパ活とは?
昨今話題になっている「パパ活」とはいったいどんなものなのでしょうか。
パパ活の仕組み
パパ活は、いわゆる「愛人契約」をカジュアルにしたようなものです。
数々のパパ活サイトが展開されており、男女ともに登録して知り合うのが一般的です。
ホステス・キャバ嬢のようなプロではなく、素人に直接お金を払いたいお金に余裕がある男性と、資金援助をしてもらいたい女性が会い、デートの対価として金銭を受け取ります。
デートと言っても、食事やお茶という軽いものから、肉体関係をもつことなど、内容には幅があります。
パパ活の相場
食事だけの場合は1万5千円~3万円程度、肉体関係をもつ場合は5万円以上と、内容によって対価の相場が変わります。お小遣い程度の報酬のひともいれば、月収100万円を超えるひともいます。
非常にグレーな部分を含んでおり、法律に触れるかどうかには見解が分かれています。
対象年齢
登録している女性は20代前半から30代ほどが主流で、女子大生などのナイトワーク経験のない女性も積極的に参加しています。
愛人契約をしているホステス・キャバ嬢もいるがトラブルに注意
ホステス・キャバ嬢のなかには、特定のお客様と契約を交わし、個人的に資金援助を受けている人もいます。
これはお店を挟まない私的な契約です。
売上を持っているホステスの場合には個人の問題ですが、そうでない場合は店から不義理とみなされ、もめてしまう可能性があるため、注意が必要です。
パパ活はホステス・キャバ嬢よりも自分のペースで稼げるのが魅力
パパ活の魅力は、なんといっても自分のペースで稼げるということでしょう。
シフトを固定したり、ノルマやペナルティに悩む必要がないため、自分のペースですきま時間を使って稼ぐことができます。
パパ活で安定した収入を得るためにはホステス・キャバ嬢並みの努力が必要
パパ活サイトに登録し、パパ活をして一定金額を稼いでいる女性は、名目上「素人」ですが、実際はホステス・キャバ嬢と同じかそれ以上にプロ意識のある人が多いといえるでしょう。
楽に稼げるということはありません。
店で先輩の指導を受けるのとは違い、自分の判断でパパに好まれる振る舞いをしなければならないというのも難しさのひとつといえます。
パパ活はクラブ・キャバクラなどの「箱」がないリスクを伴う
当然ながら、パパ活ではどこかの店に所属する必要がありません。
それはその分、守ってくれる人がいないということでもあります。
ひとりだと思って会ったら複数人に囲まれた、食事だけのつもりが強引にホテルに連れ込まれそうになったなんて話はよくあること。
箱に所属しない気楽さはあるものの、いざとなったら自分の身は自分で守らなければいけないのはパパ活のリスクといえます。
パパ活ではトラブルが起きた時は自己責任
先に書いた通り、なにかトラブルが起きた場合、だれも守ってくれる人がいないのがパパ活のリスク。
どんなにお客様が酔って暴れたり、支払いトラブルにあったとしても、男性スタッフや周りの女性が協力してくれるということも、当然ながらありません。
特に、パパ活ではパパから金銭をもらうどころか、逆にだまされてお金をとられるというトラブルも発生しています。
もちろん、ツケを踏み倒されて借金を負うというのも、売上のホステスには起こるトラブルではありますが、初対面の男性との金銭トラブルが起きにくいのは、やはりクラブ・キャバクラに所属することであるといえるでしょう。
特に会員制の店であれば、身元の分からない男性と接触することはほとんどありません。
パパ活市場は飽和状態であることを忘れてはいけない
昨今パパ活が話題を集めたことにより、パパ活市場も飽和状態にあるといわれています。パパ側も女性側も、人気のあるなしが二極化しているのが現実のようです。
いまからパパ活に参加して、質の良いパパに出会っていくには、それ相応の努力と運が必要といえるでしょう。
ホステス・キャバ嬢よりもパパ活が楽だというわけではない
ホステス・キャバ嬢とどちらが大変かというのは比べるものではありませんが、いずれにしても「パパ活も決して楽に稼げるわけではない」ということを念頭においておきましょう。
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