ホステスとして働いてみたいという女性の中で、いちばん気になるのが女性同士の「人間関係」ではないでしょうか。
「女の職場だし、派閥やいじめがあるのでは?」と不安や疑問を持つ人も多いことでしょう。
この記事では、実際どうなのかをご紹介します。
クラブ・キャバクラでホステスによる派閥やいじめは「働く店による」
シンプルかつ元も子もないようなことを言ってしまえば、どこまでいっても「店による」としか言えないということです。
これは、店の形態や規模で決まるわけではありません。
こじんまりしたスナックやミニクラブでも、ママや先輩との相性によっては、いくらでもいざこざは起こります。
かえって大人数の店の方が、合わない人とは距離をとって仕事ができるので、いざこざが少ないという場合もあります。
つまりは、昼の仕事と何ら変わらないということです。
指名制や売上制などで競争の激しい店の方が、派閥ができやすいのではと想像してしまいがちですが、そういった店でも、チームワークを重視している店もあれば、逆に個人プレーに特化するスタイルで、周りとの関わりが希薄な店もあります。
あくまでそこに勤める人との相性でしかないため、ある意味、運に任せるしかないということになります。
働く店の雰囲気を知るために「体験入店」がある
昼の仕事よりも、ある意味恵まれている点として、夜のお店では大抵「体験入店」を導入しているということがあるでしょう。
一日お試しで働いてみることにより、店の雰囲気、お客様層、スタッフやホステス間の空気を感じることができます。
ここで合わなければ、本入店しなければ良いだけのこと。体験入店でもお給料はちゃんといただけるので、心配ありません。
気になるお店があるならば、いくつか体験入店をしてから決めてみるのも良いでしょう。
売上制かどうか、クラブ・キャバクラかどうかは、ホステスの派閥やいじめには関係ない
誤解されがちなのが、「売上制のクラブや、競争の激しいキャバクラのほうが、いざこざが多いのでは?」ということですが、これもあまり関係はありません。
周りを蹴落として独り勝ちしようとする人もいるでしょうが、チームワークを大切にして、周りに助けてもらいながら売上を上げているホステスはたくさんいます。
後者の女性たちが、少しでも多く在籍しているかどうかを体験入店で見るようにしましょう。
類は友を呼ぶと言う言葉の通り、同じ傾向の人が集まりやすくなるのは事実です。
クラブ・キャバクラでの派閥やいじめに巻き込まれやすいかはホステス本人次第
ひとつ心得ておくべきは、どんな店に入っても、自分の振る舞い方次第で、いざこざへの巻き込まれやすさは変わるということです。
周りを立てて謙虚に、いつもにこやかにしている人であれば、うまくやれる確率も上がるでしょう。
夜の世界だから、というのではなく、ひとつの職場として選ぶことで、働きやすさは変わってくることでしょう。