インタビュー

【ファイナンシャルプランナーに聞く】ホステス・キャバ嬢が知っておくべきお金事情とは

水商売・ナイトワークに従事する女性につきまとう不安…そのなかのひとつに「将来設計」があります。

いつまでこの仕事を続けられるのか、引退したらどうしたら良いのか、悩んでいるホステス・キャバ嬢さんも多いことでしょう。

今回は、そんなお悩みを解消すべく、ファイナンシャルプランナーである小林なつ美さんにお話を伺いました。

今回のインタビューのお相手

小林 なつ美 さん

日本ファイナンシャルプランニング株式会社
FPコンサルティング事業部 次長

-小林さんがファイナンシャルプランナーをしていて、ホステスやキャバ嬢の方々に、お手伝いをしたいと思うことはありますか?

はい、ものすごくあります。

わたしも水商売系の仕事をしている女性を紹介していただくことがあるのですが、やはり将来設計について不安を抱えている女性が多いように思います。

逆に、先のことを想像しきれておらず、このままいくと心配だなと思ってしまうこともあります。

-懸念としては、どのようなものがあるのでしょうか?

まずは、働けなくなるリスクについてです。会社員よりも保障がないため、万が一の時のことを想定し、自分で準備をしておくのが良いでしょう。

退職金がない仕事ですから、お金があるうちに老後資金のための資産運用は考えておいた方が良いです。

また、お酒を飲んだり、昼夜逆転する生活をしているため、健康面でもリスクは大きいですよね。水商売系の方々に多い病気は、肝硬変です。

正社員として会社勤めしている人であれば、急に病気で倒れてしまったとしても、有給消化や、収入の6割が支給される傷病金手当制度がありますが、水商売で勤める女性にはそれがありません。

-病気は、確かにいつ起こるかわかりませんね。そんなホステスやキャバ嬢の方々に、小林さんはどのような提案をするのですか?

働けなくなったときのために、就労不能保険に入ることを提案しています。

1〜2年働けなくなることを想定した短期のものから、長期にわたって保障があるものまであります。

たとえば、最大2年間、毎月15万円支給される保険は、月々2,000円程度でも加入できます。

先日も、一時金300万円の支給があり、毎月10万円の支給が60歳まで続く保険に、月々7,000円台から加入された人もいました。

-そんなに少額から始められるんですね。加入するのにオススメの時期はありますか?

当然ですが、早ければ早いほど良いです。

保険は健康なうちでないと加入できませんから。10人に2人は、何らかの健康上の理由で、保険に入りたくても入れません。

これはわたしの肌感覚ですが、30歳以上の人だと、保険に問題なく加入できる人は、10人中6人程度。

残り4人のうち、2人は条件付きなら入ることができ、もう2人は入ることすらできない…という割合のように感じています。

あとから後悔するまえに、健康なうちに何らかの手を打っておくのが良いですよ。

ナイトワークに従事している女性なら、20代のうちから加入することをおすすめします。

-万が一のときのための資金として、資産運用という手段もあるのでしょうか。

もちろんです。

投資信託がその手段となりますが、わたしは株式が入っているものをおすすめしています。

海外で人口が増えているところは、雇用もあり、給料も上がっています。こういった国の経済の恩恵を受けられるのは、株式だと思っています。

円建は利益が少ないので、あまりおすすめしませんね。

健康面での不安や引退後の不安を抱えるホステス・キャバ嬢さんたちは気軽にご相談ください

現在のご自身の状況を相談したい方は、お気軽に小林氏までご連絡ください。

相談は無料です。

これまでもホステスさんへの提案実績が多々あります。

日本ファイナンシャルプランニング株式会社とは

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日本ファイナンシャルプランニング株式会社は、特定の金融機関に属さない独立系のファイナンシャルプランナーや、各分野のスペシャリストによる上質なコンサルティングを行なっています。

代表の伏屋慶二氏はメディア出演も多数。週刊誌や多くのwebメディアなどにインタビューを受けています。

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