ホステスとして働くならば銀座で働いてみたい!と思う女性も少なくありません。
それだけ名前のしれた歓楽街であり、伝統と格式ある街といえるでしょう。
銀座でホステスデビューするにあたり、知っておいた方が良い情報を、こちらの記事ではご紹介します。
銀座は未経験でも働きやすい!落ち着いた環境が魅力
ナイトワークに飛び込むきっかけはさまざまですが、近年、副業としてナイトワークに励む人が増えている中で、「未経験でも安心して働けるかどうか」は気になるところ。
銀座はそういう意味で、ほかの都心エリアに比べると、大騒ぎしたり派手な飲み方をする人が少ない街ではあります。
というのも、経営者や会社役員をはじめ、大企業に勤める会社員などが、品を持ってお酒を楽しむ…という風潮があるからです。
接待の場として使われることも多くあります。
また、席料などを高めに設定している高級な店が多いという印象から、金銭的にゆとりがある人も多く見られます。
全体的にお客様の年齢層も高めのため、どの地域にもさまざまなお客様がいるのは事実ですが、比較的、初めてナイトワークに飛び込む人からすると、落ち着いて接客できる環境であるといえるでしょう。
銀座のホステスは年齢を重ねても働ける
先に挙げたお客様層により、必然的に求められる女性も、落ち着いた女性が好まれることでしょう。
若くて元気な女性ももちろん働いていますが、年齢がある程度上の女性であっても、敬遠されることなく安心して働けます。
ホステスデビューが30代以降、という女性も、気軽に応募することができるでしょう。
銀座は全ての店でお給料が高いというわけではない
「銀座といえば、どこのお店も給料が良いのでは?」と思われている方もいるかもしれませんが、一概にそうとは言えません。
銀座ブランドで人が集まってくるので、時給を上げる必要がないため、売上制でないお店の場合は、他のエリアとさほど変わりません。
ピンからキリまでというところでしょう。お店の選び方や働き方によって報酬が変わります。
銀座のホステス独自ルール:永久指名制
銀座には、ほかのエリアにはない独自の「永久指名制」というルールを導入していることが多くあります。
これは、「お客様が指名した女性は、その店にいる限りずっと指名し続ける」というものです。
誰の紹介で来店したのかなども影響するものの、一度「担当」「係」と呼ばれる女性が決まると、その女性が店に居続けるかぎり、お客様は「その担当ホステスのお客様」というくくりになります。
そのお客様の売上は、担当ホステスの売上として計上されるため、理論的にいうと、担当ホステスが休みの日にほかの女性がおもてなししても、売上は担当ホステスのものとして見なされるということです。
途中でお客様の好みが変わったりということがあったとしても、永久指名制はルールとして決まっています。
未経験の新人ホステスは、ヘルプとしてあらゆる売上ホステスたちの席に着くことになりますが、つまり、そのままでいると、ヘルプのホステスはずっとヘルプのままということになってしまいます。
そこで、ヘルプのホステスたちは、売上のホステスになって報酬を増やそうとすると、「お店を移る」という行動に出ます。
元いたお店では別のホステスが担当だとしても、移籍した先にお呼びすれば、そのお客様は移籍先では「自分のお客様」となるからです。
こういったルールを前提としたコミュニケーションは、義理を重んじる夜の世界ではとても大切な要素になってきます。
一歩やり方を間違えると、不義理とみなされることにもなりかねません。
銀座はとても狭い街ですから、慎重に行動していく必要があります。
銀座のホステス独自ルール:黒ドレスは禁止
これも銀座独特のルールとして、ホステスのドレスの色を、一般的に黒を禁止にしているお店が多くなります。(例外もあります)
これは、黒のドレスを着る女性が多いと、その席が華やかさに欠けてしまい、暗く見えてしまうからということのようです。
役職を持つ女性のみ黒の着用が許されるなど、店舗ごとのルールがあります。
銀座で働くにあたりドレスを用意する場合には、この点を念頭に置いておくのが良いでしょう。
歴史ある銀座だからこそ、ホステスにもしきたりがある
銀座というと高級クラブをイメージしがちですが、実際には、ミニクラブ、スナック、バーをはじめ、さまざまな形態のお店があります。
それでも「銀座ルール」は随所に存在しているため、基本を押さえておくことはとても大切です。
ポイントをおさえ、気持ちよく働きましょう。