仕事の悩み

同伴時のホステスの心得とは?同伴のルール・服装・断り方も

ホステスの仕事のひとつである「同伴」。はじめて間もない人には、どうするのがマナーかわかりかねる人も多いのではないでしょうか。

今回はそんな「同伴」についての疑問についてお答えします。

そもそも同伴の意味とは?

「同伴」とは、お店の出勤前に、ホステスとお客様が食事をしてから一緒にお店に入ることを指します。

食事ではなく、お茶や、映画やスポーツ観戦などのイベントということもあります。また、待ち合わせて一緒に入るだけの同伴を「店前同伴」と言ったりもします。

同伴は、多くの場合、お客様からお店に同伴料金を支払います。

店によってルールは違いますが、3,000円〜5,000円前後というお店が多いのではないでしょうか。

そのうちいくらかがホステスに還元される「同伴バック」がある店もあれば、同伴がポイント制となっている店もあります。それらが全くない店もあります。

また、売上を立てるために「強制同伴日」を店が定め、ノルマを課している店もあります。

こういった自分へのメリットや、ノルマ達成の意味合いだけではなく、お客様との関係づくりをしたい場合や、店外デートを望むお客様への満足度を高めたい場合などに、同伴は行われています。

ホステスが同伴で気をつけるべき時間のルール

ホステスがまず一番気をつけなければいけないルールは「入店時間を守ること」です。

店によって同伴時の入店時間は異なりますが、決められた時間までに入店しなければ、ペナルティが課せられることもあります。

同伴で使うお店であれば、コース料理を用意されている場合もあるので、時間がかかると想定して逆算して待ち合わせをする必要があります。

20:30に入店したい場合は、18:00〜18:30から開始するのが良いでしょう。

ヘアセットなども同伴の前に済ませておくのが安心です。

あまり時間が十分にとれない場合は、あらかじめお客様に事情を伝えておき、コース料理などは避けてアラカルトを注文できるようにしておくのが良いでしょう。

同伴前にあらかじめタイムリミットを伝えておく

遊び慣れているお客様であれば、ホステスの入店時間までにスマートに食事を済ませようとしてくれますが、なかにはそういったことに気を配ることを忘れてしまうお客様もいます。

約束を取り付ける際に「その日は◯時までにお店に到着しなければいけないので」とはっきり伝えて、予定を組みます。

当日お会いした際にも「今日は◯時には出たいです」とお伝えしましょう。

同伴時間がコントロールがうまくできない人のためのちょっとした小ワザ

自分も飲み始めるとついつい時間を忘れてしまう、というタイプの女性や、なかなかうまく切り上げられない、という場合におすすめの方法があります。

それは、ケータイのアラームをセットしておくこと。

バイブなどで軽く震える程度で構わないのですが、まるで電話やメールがきたかのように見せて、ケータイに注目できる状況をつくります。

「ちょっとだけすみません」とアラームをとめながら、時間を確認して「もうこんな時間なので、そろそろ出ないと」と言う方法です。

アポイントに追われる営業マンも使う手法なので、どうしても時間管理が苦手だったり、切り上げるのをうまく言い出せない場合には、試してみてはいかがでしょうか。

ホステスが同伴するのにおすすめの服装は?

お客様の中には、露骨にホステスっぽい格好で同伴に赴くのを嫌がる人もいます。

また、お客様に恥をかかせないため、ドレスコードのあるお店かどうかは確認しましょう。

わからない場合も、ジーンズやスニーカーなどラフすぎる格好は避けるのが無難です。

きれいめワンピース+ハイヒール

は鉄板コーディネート。

もちろん、きれいめで品のある服装であれば、どのような店でも問題はないでしょう。

とはいえ、あえてカジュアルな大衆店に行くのに、あまりにもかしこまった服装で行くのも考えもの。

聞けるのであれば、どんな傾向の店かはあらかじめ聞いておきましょう。

ホステスが同伴中に心得ておくべきこととは

同伴中も、ホステスが意識すべき点はいくつかあります。

ご馳走になることへの感謝を持つ

基本的に同伴は、お客様が食事代をお支払いしてくださるという認識でいて良いはずです。

エリアによって多少傾向は異なりますが、お支払いの際に財布を出すなどの気遣いは、特にしなくて良いでしょう。

ただしその分、その時間からしっかりとお客様に楽しんでいただけるよう配慮し、ご馳走いただいていることの感謝を示すようにします。

「お誘いいただいてありがとうございます」「いただきます」「ごちそうさまでした」などの当たり前のご挨拶をしっかりお伝えしましょう。

時には、気持ち程度に手土産を持って行くのも喜ばれます。

また、お店選びを相談された場合には、自分から高すぎる店をねだるのは考えものです。

そのあとお店に飲みにきてくださるのですから、顔に出さないにせよ、お客様側は支出を抑えたい気持ちがあることも。

またお店側としても、外でお金を使うよりは自店で使ってくれるほうが歓迎されます。

お客様が自ら高級な飲食店での同伴を申し出てくれた場合はありがたく甘えて構いませんが、自らねだるのは、2回目以降の同伴にもつながりにくくなるため逆効果です。

同伴時間を守る

待ち合わせ時間に遅れるのが当たり前というホステスも多くいるので、逆にきっちり時間を守るホステスは好かれます。

もし少しでも遅れそうな場合は、わかった時点で連絡を入れましょう。

お客様がたは日々会社で活躍されている方ばかりですから、社会人としてのマナーがなっているかどうかを見ているもの。

1分でも遅れる場合にきちんと連絡ができる女性も、好まれやすいです。

同伴の時点で酔いすぎない

また、同伴中に酔いすぎないことも大切です。

あくまで営業時間中が本番であり、同伴のお客様だけでなく、他のお客様の席にもつくでしょうから、開店時間にはすでにベロベロ…とならないよう、セーブしましょう。

先に書いたように、同じお金を使うなら、自店で使ってほしいというのが店の本音なので、店側からも良い印象を持たれません。

ホステスは必ず同伴に行くべき?誘われても行きたくない時の断り方

同伴バックやポイントもつかない店によくあるケースですが、早い時間から気疲れしたり飲み疲れするようであれば、同伴はできればお断りしたいというホステスもいることでしょう。

また、相手によっては、なるべく店の中以外では会うのを避けたいというケースもあるでしょう。

そういう場合は、昼間も忙しい設定をあらかじめ作っておくのがおすすめです。

ダブルワークで持っている昼間の仕事が忙しい、終わり時間が遅い、などとするのが、角が立たない断り方です。

家族と同居している人は、家庭事情とするのも良いかもしれません。

あくまでも同伴は、プラスアルファの仕事であり、お客様との関係づくりの一環なので、必ず行かなければいけないというものではありません。

けれど、「たまには店の外で会ってみたい」「一緒に美味しいものを食べたい」というお客様の要望にお応えすることが、長いお付き合いにもつながることですので、時には同伴することは自分にもメリットがあると心得ておきましょう。

他にご指名のホステスがいるお客様から同伴に誘われた場合

ひとつ、お客様に誘われたからといって、安易にお応えしない方が良いのは、担当・係・指名のホステスを差し置いての同伴です。

お客様の中には、あまり深く考えずに好意的に誘って来られる方もいますが、そのお客様に担当のホステスがいる場合、その女性への配慮は必要です。

店によってはマナー違反とされ、ホステス同士の関係が悪くなる場合もあります。

お客様から誘われた場合、まずは「担当の◯◯さんも一緒に」と提案してみましょう。難しいようであれば、担当のホステスに事情をお話しし、どのように対処すべきか相談してから決めるのがベストです。

基本的に、お客様の要望にお応えするのがホステスの仕事。お客様をもてなすことで担当のホステスさんの顔も立てられたらそれで良いのですが、人間なのでどうしても感情はつきまとってしまうもの。

安易にお応えせずに、ステップを踏んでから計画するようにしましょう。

逆に、永久指名制のお店でなく、担当や係も特に決まりがない店であれば、お客様の自由な選択を優先するのがベスト。

お客様をとった・とられたという話にもなりかねませんが、あくまで決めるのはお客様ですから、そこは割り切るのも一つの考え方です。

ただし、一緒に働く女性同士がギスギスして良いことはありません。

やはり、すでにその方がよくご指名のホステスがいるようであれば、その方に一言「◯◯さんにお誘いいただいたので、行こうと思っています」とお伝えしてから行くのが、のちのち角も立ちにくくなります。

同伴はホステスとお客様との関係を深める大切な仕事

営業中のせわしなく騒がしい店内では、お客様とゆっくり話す機会も意外と少ないもの。

日頃お世話になっているお客様の満足度を高める意味でも、また、お互いのことをよく知り関係を深める意味でも、同伴は良い手段です。

より自分のファンになっていただけるよう、同伴を活用しましょう。

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