ホステスの仕事のひとつが「営業メール・営業LINE」。でもはじめたてのひとにとっては、どのようにしたら良いか、悩みどころですよね。
今回は、ホステスになりたての女性に向けて、営業メール・営業LINEの基本、その中でも「LINE交換にあたってのポイント」をお伝えします。
ホステスの営業LINE注意事項:本名バレのリスク
近年はLINEが普及し、お客様とのやりとりもLINEで行う人が多くなりました。
LINEのアカウントは、一端末につきひとつしか持てませんので、いろいろ悩むこともあるでしょう。
最初の悩みどころは「LINEの表示名」です。
本名=源氏名の人は問題ありませんが、そうでない人の場合は、LINEの表示名に本名を設定していると、お客様に本名が判ってしまいます。
お客様に本名がバレてしまうと、次のようなリスクがあります。
- どこでどう会社や身内にバレるかわからない
- 表示名と源氏名が一致せず、お客様が混乱したり指名をもらいそびれる可能性がある
- どんなひとかわからない、関係の浅いお客様に本名が知られることによる防犯上の懸念
本名を知られたくない人は、表示名を工夫する必要があります。
LINEの表示名をアルファベットにする
本名と源氏名の頭文字が同じ人は、表示名をアルファベット1文字に設定するのも良いでしょう。
(例:本名が「ゆうこ」、源氏名が「ゆき」なら表示名を「y」や「yu」にするなど)
LINEの表示名を絵文字や顔文字にする
表示名を絵文字・顔文字、思い切ってまったく違う固有名詞にしてしまうのも手です。
(例:「♡」「(*´ω`*)」「にゃんこ」など)
LINEの表示名を本名のニックネームにする
ただし、ダブルワークをしているひとで、昼間の会社でもLINEを併用している人は、上記のような表示名にすると「もしかしてナイトワークをしているのかな?」とあやしまれる可能性もあります。
そういう場合は、本名の愛称に設定しておき、お客様には「ニックネームなんだ」としておくのも良いかもしれません。
(例:本名が「みき」なら、源氏名がなんであっても表示名を「みぃ」にするなど)
ホステスの営業LINE注意事項:タイムラインの公開設定を変える
LINEをSNSとして使用していて、プライベートな投稿をしている人や、会社の情報をシェアしている人は、タイムラインの公開設定に注意が必要です。
まず、投稿する場合は、投稿自体の公開範囲を「友達」として投稿します。
こうしないと全世界に情報発信してしまうことになるので、そもそものSNSの使い方として注意が必要です。
ナイトワークでさらに注意すべきは、この「友達」が、お客様を含む、LINEで繋がっている全ての人を指しているということです。
この友達の中から、お客様など、特定の人にのみ投稿を非公開にしたい場合、さらに設定を変える必要があります。
まず、LINEの歯車マークを選択し、設定画面を開きます。
設定画面を下にスクロールすると、「タイムライン」が現れるのでクリックします。
ここでまずは「新しい友達に自動公開」をオフにします。
これにより、今後新しく友達追加された人は、手動で許可設定しない限り、自分の友達限定投稿を見ることができなくなります。
また、「友達の公開設定」をクリックすることで、現在タイムラインを公開している友達のなかから、誰にタイムラインを公開して誰を非公開にするかを選ぶことができます。
ホステスの営業LINE注意事項:根本的な解決策
もっともシンプルな解決方法として、
- スマホを仕事用にもう一台持つ
- あえてLINEは使わず、ショートメールかEメールのみでやりとりする
という方法もあります。
LINEを使わない場合は、お客様に「わたしLINEは使わない主義なんです」とはっきり言ってしまうのも良いでしょう。
LINEの設定を見直して、安全にホステスとして営業しよう
一見様お断りの店ならまだしも、新規のお客様が日々来店するお店では、自分の個人情報は守るに越したことはありません。
男女としてのトラブルが起こりがちなホステス業ですから、LINEの設定は慎重にしましょう。
また、副業ホステスにおいては会社バレにも繋がらないよう、気をつけましょう。