ホステスの働き方のひとつ、「派遣ホステス」。
一つの店舗に在籍するスタイルで働くよりも、気軽に働けるのが魅力です。
しかし派遣ホステスならではの大変さがあるのも事実。
今回は、派遣ホステスとして働く場合の、お客様からのお誘いの断り方・かわし方についてご紹介します。
ホステス派遣で働くときは、連絡先の交換は禁止
基本的に、派遣ホステスは、お客様との連絡先交換が禁止となっているのが一般的です。
これは、お店側がお客様をホステス個人に引っ張られるのを防ぐ目的があります。
同時に、ホステス側も営業行為をしなくて済むというメリットがあります。
しかし、お客様には派遣ホステスだということを隠す場合がほとんど。
お客様は気付かずに、連絡先の交換を求めてきたり、同伴の誘いをしてきたりもします。
そういった場合、派遣ホステスであることをうまく隠したまま、連絡先交換を断ったり、お誘いをかわさなければなりません。
ホステス派遣で働くときの連絡先交換の断り方:体験入店を装う
初めて派遣されたお店や、回数が浅いお店であれば、「今日は体験入店なので、入店が決まったらまた」「まだ入って間もないので、慣れてきたらまた」などとかわすのが良いでしょう。
うまくかわしきれない場合は、周りの先輩ホステスや、ママなどに「どうしたら良いでしょう」と尋ねると、その方々がうまく断ってくれたりもします。
ホステス派遣で働くときの連絡先交換の断り方:忙しくて連絡が取れないと伝える
難しいのは、何度も派遣されているお店で聞かれた場合です。
「なんで入ってしばらく経つのに、印刷名刺を持っていないの?」
「いつになったら連絡先を教えてくれるの?」
などと怪しまれることもあるでしょう。
ホステス派遣という仕組みを知っているお客様であれば、察してくださるものですが、多くのお客様はホステス派遣の存在さえ知りません。
そういう場合は、「あまりにも普段忙しく、出勤も不定期なもので。お客様との連絡もうまく取れないことが多いので、連絡先の交換は控えているんです」などとかわすのが良いでしょう。
ホステス派遣で働くときに出勤日を聞かれた場合
「いつ出勤しているの?」などの問いには、
「不定期で直前までわからないんです」
「ママに聞いていただけたら、お客様ご来店時にはなるべく出勤するようにしますね」などと答えてみましょう。
実際に、このようにして、お店から出勤依頼が増えれば、派遣ホステスのままで出勤日数も増やすことができ、メリットもあります。
ホステス派遣でどうしても連絡先を交換せざるを得ないときの対処方法とは
お店によっては、連絡先だけは交換し、返事は返さなくて良いと伝えられることもあります。
その場合は指示にしたがい、自分の無理のない範囲でやりとりするようにしましょう。
交換する際に「あまりにも忙しいので、ほとんど返せないと思います」などと伝えておくと、角がたちません。
また、このような形で連絡先交換したお客様には、プライベートで会うことはもちろん、派遣ホステスを辞めてどこかへ在籍するときでも、営業をかけることは控えましょう。
必要以上のトラブルに発展し、派遣会社との関係性も崩れてしまうリスクがあります。
トラブルを避けてホステス派遣で働こう
派遣ホステスとして働くには、一長一短あります。
メリットを活かしながら、トラブルを避けて仕事ができるよう努めましょう。